知っておきたい!相続の時にできる生命保険金請求 - 知っておきたい!相続の時にできる生命保険金請求

知っておきたい!相続の時にできる生命保険金請求

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相続が発生すれば、やるべき手続きは山のようにあります。もし生命保険に加入していた場合は、生命保険の手続きも必要です。手続きには様々な書類も必要となり、準備するだけでも骨が折れます。
そこで相続が発生した時の、生命保険の手続きについて取り上げます。

相続が発生したら、保険契約者か保険金受取人となっている人は保険会社に連絡を入れます。保険会社から必要書類の案内と請求書が送られるので、指定された必要書類を揃えます。必要となる書類は保険会社にもよりますが、請求書・被保険者の住民票・受取人の戸籍抄本と印鑑証明書・医師の死亡診断書か死体勘案書・保険証券です。必要書類が集まったら、保険証券に記載されている保険金受取人が請求手続きを取ります。
請求手続きを受け取った保険会社は、保険金の支払いができるかどうかを判断します。なお保険会社では保険金の支払期限を定めていますが、保険会社によって違うので要注意です。保険金の支払いが認められたら、保険金を受け取ることになります。ただし未返済の自動振替貸付金などがある場合は、元利金から差し引かれることがあります。

では受け取った保険金は、相続財産として取り扱われることになるのでしょうか。答えは「NO」です。そもそも相続財産とは、被相続人が生前に蓄えてのこした財産をさします。生命保険は被相続人に支払われるのではなく、受取人として指定された人に対して支払われます。つまり受け取った生命保険金は、指定された受取人固有の財産となり相続財産として取り扱われることはありません。
すると、「相続財産として生命保険が除外されるなら、全財産を生命保険にかけたら相続税の支払いから逃れられる」と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし保険金を受け取ったら、「相続財産を相続した時とおなじになる」とみなされ相続税がかかる場合があるので要注意です。

ただし相続人が手にした生命保険金には「500万円×法定相続人の数」分の非課税枠が設けられています。例えば配偶者と子供2人が相続人になっている場合、法定相続人は3人になるので1,500万円までは非課税になります。
相続手続きにおける生命保険の取扱は難しくなりますが、上手くりようできれば大きな節税となるでしょう。

相続手続きは生命保険以外にも沢山あり、考えるだけで頭が痛くなります。
面倒な作業であるのは重々承知していますが、相続手続きの際には生命保険についてもしっかり確認しておいて下さい。